ルゥーシー・リィーさん
今日は、もぐら工務店の本の中で唯一、
いつもリビングに飾ってあるとっておきの1冊をご紹介します。
20年前、日本ではじめて開催された 「 ルゥーシー・リィー展 」の図録を
三宅一生さん監修のもと復刻させた写真集です。
少し ルゥーシー・リィーさんをご紹介しましょう。
ルーシーさんは、20世紀を代表する陶芸家のひとり。
ウィーンに生まれ、戦争中の亡命によってイギリス人として半生を生きた彼女は、70年近く創作活動をおこないました。
イギリスへ移ってきた初めの頃は、巨匠バーナード・リーチの工房にいたこともあり、
リーチさんからも多くの刺激をうけたそうです。
ふたりが一緒の工房にいるなんて、それだけでもすごいですよね。
その後、ハンス・コパーと出会い、ふたりは長い間、
パートナーとしてたくさんの作品をつくったそうです。
すてきな出会いです。
ルーシーさんの陶器は、きれいな釉薬が特長で、
シンプルな形がその魅力をひきたてます。
ターコイズブルーや淡いピンク色が、今見ても新しく、心底ステキです。
こちらのちらしは、昨年から開催されている、ルーシーさんの巡回展のもの。
私たちも 昨年の夏、益子陶芸美術館へ行ってきました。
今も心に残る展示です。
いつかわが社にも1点ほしいな。切に願います。
さいごに
ルーシーさんご自身の写真です。かわいい方ですね。
おうちや工房には親しい方が訪れることも多く、工房に泊り客があふれることもあったそうです。やさしい雰囲気からもつたわりますね。
↓ 表紙を見るだけでもぐっとくるルーシーさんの作品。
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